結婚式に招待されたら、抑えておきたい2つのポイント

最近は、様々なマナーがカジュアル化され、格式ばった形式を敬遠する人さえいる時代ですが、冠婚葬祭だけは別物です。本人が良しとしていることでも、周囲の人たちが気にするということはまだまだよくあります。特に、結婚式は家族のみならず、親戚、友人、職場の人と、生活環境、年齢、職業など幅広い層の人たちが招待されていることが多く、ちょっとしたマナー違反が後々のお付き合いにまで嫌な雰囲気を引きずってしまうこともあるため注意が必要です。では、結婚式に招待された時に何に気をつければよいのかということになりますが、特に注意するポイントは、服装、ふるまいの２点になります。

まず、服装ですが、無難な格好が一番ということを頭に置いておくことが大切です。幅広い客層の中で、誰にでも好感を持ってもらえるような服装である方が間違いがなく、華やかなお席だからといって、気合を入れすぎて、奇抜な格好や、派手な格好をすることは避けましょう。また、花嫁とかぶってしまうためタブーとされる白い服、弔事を連想させる黒一色の服装も避けてください。靴はパタパタとしてしまいカジュアル感のあるサンダルは避けます。

また、「平服で」と言われても、普段着で行くことはしないでください。振袖やロングドレスなどの礼装と呼ばれる格好をしないという意味ですので、注意しましょう。次に、ふるまいについてですが、たいていの場合、同じテーブルや周囲のお席には、新郎新婦との関係が似た境遇の人が固められますので、お式を楽しむ気持ちがあれば大丈夫です。ただし、壁に耳ありですので、話題の選び方には気をつけましょう。

そのほかにも、開始時間に遅刻しないことなど基本的な注意点はいくつかありますが、結婚式に出席する際に一番大切なことは、新郎新婦を心からお祝いしたいという気持ちです。おめでとうという気持ちと共に、自分自身も、幸せなお席での楽しい時間を満喫しましょう。